松田産業の第1四半期は、2事業共に好調で2ケタ増収大幅増益

■進捗率を前期と比較すると今期が高いことから上振れも期待できる

 松田産業<7456>(東1)の第1四半期は、2事業共に好調で、2ケタ増収大幅増益となった。

 今期18年3月期第1四半期連結業績は、売上高457億21百万円(前年同期比17.8%増)、営業利益10億55百万円(同99.5%増)、経常利益11億56百万円(同113.6%増)、純利益7億61百万円(同130.8%増)であった。

 同社の事業は、貴金属関連事業、食品関連事業の2事業からなっている。

 事業別業績を見ると、貴金属事業の売上高は286億88百万円(同17.6%増)、営業利益は6億13百万円(同64.2% 増)と好調であった。

 食品関連事業も好調で、売上高は170億47百万円(同18.1%増)、営業利益は442百万円(同184.6 %増)と2ケタ増収大幅増益となった。

 第2四半期連結業績予想に対する進捗率を前期と比較すると、売上高54.42%(前年同期49.10%)、営業利益75.35%(同42.48%)、経常利益72.25%(同37.9%)、純利益66.75%(同34.05%)と今期の進捗率が前期より高いことから上振れも期待できる。

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. 【新築マンションの短期売買を分析】  国土交通省は11月25日、三大都市圏および地方四市の新築マン…
  2. ■学生発案の“牛乳をかける新食感”、とんがりコーンに朝食需要を開拓  ハウス食品グループ本社<28…
  3. ■6成分で多様な脱毛にアプローチ、簡単マッサージで日常ケアを支援  日本調剤<3341>(東証プラ…
2025年12月
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
293031  

ピックアップ記事

  1. ■日銀イベント通過で円高前提、紙・パ株が師走相場の主役候補  今週のコラムは、日銀の金融政策決定会…
  2. ■FOMC通過も市場は波乱、金利と為替に残る違和感  FRB(米連邦準備制度理事会)のFOMC(公…
  3. ■眠れる6900トンの金が動き出す、「都市鉱山」開発でリデュース株に追い風  今週の当コラムは、金…
  4. ■天下分け目の12月10日、FRB利下げで年末相場は天国か地獄か?  天下分け目の12月10日であ…
  5. ■AI・データセンター需要拡大に対応、測定能力は従来比最大2倍  リガク・ホールディングス<268…
  6. ■売り方手仕舞いで需給改善が後押し  師走相場では、リスクの大きい銘柄であっても、逆日歩のつく信用…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る