【話題】IBJは麻生氏の「出会い系サイト活用論」も材料視との見方あり続伸

■四半期決算の発表翌日は下げたが消費拡大策のひとつとして採り上げられる

 「婚活サイト」などのIBJ<6071>(東1)は15日、11時過ぎに729円(27円高)まで上げ、前取引日の20円高に続いて出直りを強めている。四半期決算を発表した翌日の10日は安かったが、11日に、麻生副総理兼財務相が「消費拡大へ『出会い系サイト活用を』」(産経ニュース2017年8月11日付より)などと伝えられ、材料視されたとの見方が出ている。

 報道によると、この発言は、7月21日に長野県軽井沢町のホテルで開かれた経団連の「夏季フォーラム」で飛び出した。消費喚起策として企業の住宅補助の拡充などにも言及したという。

 IBJの第2四半期決算(2017年1~6月累計・連結)は、ソニー<6758>(東1)グループのソニー生命保険と合弁して保険事業サービスを開始したことなどの新規取り組みが寄与し、売上高は前年同期比84%増加し、純利益は同23%増加した。12月通期の業績見通しは据え置いた。(HC)

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■グローバルモデルに匹敵する日本語対応の高性能生成AIを4月から順次提供  ELYZAとKDDI<…
  2. ■優勝への軌跡と名将の言葉  学研ホールディングス<9470>(東証プライム)は3月14日、阪神タ…
  3. ■新たな映画プロジェクトを発表  任天堂は3月10日、イルミネーション(本社:米国カリフォルニア州…
2024年4月
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
2930  

ピックアップ記事

  1. ■海運株と防衛関連株、原油価格の動向に注目集まる  地政学リスクによる市場の不安定さが増す中、安全…
  2. ■中東緊張と市場動向:投資家の選択は?  「遠い戦争は買い」とするのが、投資セオリーとされてきた。…
  3. ■節約志向が市場を動かす?  日本の消費者は、節約志向と低価格志向を持続しており、これが市場に影響…
  4. ■投資家の心理を揺さぶる相場の波  日米の高速エレベーター相場は、日替わりで上り下りと忙しい。とく…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る