【株式市場】引き続き北朝鮮を巡る地政学リスクが意識され日経平均は小動きだが好業績株など強い

株式

◆日経平均の前引けは1万9756円77銭(3円46銭高)、TOPIXは1617.54ポイント(1.33ポイント高)、出来高概算(東証1部)は6億8643万株

チャート6 16日(水)前場の東京株式市場は、引き続き北朝鮮を巡る地政学リスクが意識され、NYダウも小幅高にとどまったため方向感が定まらない相場になり、日経平均は取引開始後の 34円23銭安(1万9719円08銭)を下値に23円55銭高(1万9776円86銭)の間で小動きとなった。前引けは3円46銭高。東証2部指数、東証マザーズ指数、日経JASDAQ平均も高い。

 極洋<1301>(東1)が「完全養殖クロマグロ11月出荷」の発表に活況高となり、イオンファンタジー<4343>(東1)は7月の月次動向が好調で活況高。フクビ化学工業<7871>(東2)は炭素繊維複合材に関する展開が材料視されてストップ高。サイバーステップ<3810>(東マ)は7月に「継続前提に関する重要事象」解消し業績変化妙味などとされ出直り拡大。スパンクリートコーポレーション<5277>(JQS)は決算発表がヤマを越えたため好業績だった銘柄を見直して循環買いとされ急伸。

 出来高概算は6億8643万株、売買代金は8774億円。1部上場2023銘柄のうち、値上がり銘柄数は1109銘柄、値下がり銘柄数は766銘柄となった。(HC)

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