ベクターがストップ高、ソフト販売事業の累計ダウンロード数20億本突破など好感

株式市場 銘柄

■四半期業績は赤字の見込みとするが株価は織り込み済みで出直りを強める

 オンラインゲーム運営などのベクター<2656>(JQS)は17日、朝方にストップ高の673円(100円高)で売買が成立したまま11時を過ぎてもストップ高買い気配を続けている。手がかり材料としては、16日付で同社ホームページ上の「ベクターについて」を更新し、「ソフトウェアの累計ダウンロード数は20億本を突破しました」といった表記があることが注目されている。

 第1四半期(4~6月)の業績は、ソフトウェア販売事業が好調だった半面、オンラインゲーム事業が冴えず、営業・経常・純利益とも前年同期比で赤字拡大となった。業績見通しの開示は、四半期発表ごとに次の四半期の予想を出す方式にとどめている。第2四半期累計期間の業績予想も赤字継続の見込み。ただ、株価は織り込み済みの動きとなっており、どこまで出直りを強めるか注目されている。(HC)

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