クレスコが連日高値、米IBMのAI(人工知能)「ワトソン」などに注目強まる

株式市場 銘柄

■本格導入前に概念検証など可能なソリューション繁忙

 IT総合サービスのクレスコ<4674>(東1)は18日の前場4085円(105円高)をつけて3日続伸基調となり、2000年に入っての最高値を2日続けて更新した。先に発表した第1四半期(17年4~6月)の連結決算が前年同期比で営業利益27%増加するなど好調で、ここ3ヵ月近く続いた高値圏での値固めモミ合い相場を抜け出してきたためチャート妙味も強まってきたとの見方が出ている。

 受注が好調で、第1四半期末の連結ベースでの受注高は前年同期比15%増加し、受注残高は同じく32%増加した。また、米IBMのAI(人工知能)システム「IBM Watson(ワトソン)」関連事業への注目と期待も強いようだ。これを本格的に導入する前に概念検証(Proof Of Concept)などが可能なソリューション「Minervae PoCKET(ミネルヴァ ポケット)」への反響が予想を上回る繁忙状態としている。(HC)

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