【株式市場】、材料株など個別に買われ日経平均は続落だがマザーズ指数やJASDAQ平均は高い

株式

◆日経平均の終値は1万9702円63銭(26円65銭安)、TOPIXは1614.82ポイント(1.18ポイント安)、出来高概算(東証1部)は14億3619万株

チャート6 17日後場の東京株式市場は、米国の米7月鉱工業生産指数やフィラデルフィア連銀による8月の製造業景況感指数などの発表があり、円相場の動向が読みきれないとされて様子見の姿勢があり、材料株や好業績株が個別に人気化した。東邦亜鉛<5707>(東1)は国際亜鉛市況高などがいわれて活況高。日経平均は13時にかけて9円76銭高(1万9739円04銭)まで浮上する場面があったが、終盤にかけては軟調に推移し2日続落。一方、東証2部指数、マザーズ指数、日経JASDAQ平均は高い。

 商船三井<9104>(東1)などの海運株が上げ、欧州大手の決算好調などが連想買いを強めたとの見方。新日本理化<4406>(東1)は特有の仕手性に業績拡大も加わってきたとされて大幅続伸。ユナイテッド&コレクティブ<3557>(東マ)は独自の採用活動「就活応援0円酒場」に他企業の注目拡大とされて出直り拡大。アサカ理研<5724>(JQS)は国際金市況の強含みがリサイクル貴金属の相場を牽引とされて大幅続伸。

 東証1部の出来高概算は14億3619万株(前引けは7億2671万株)、売買代金は1町8060億円(同8814億円)。1部上場2023銘柄のうち、値上がり銘柄数は1098(同1128)銘柄、値下がり銘柄数は802(同746)銘柄。

 また、東証33業種別指数は15業種(前引けは17業種)が値上がりし、値上がり率上位の業種は、海運、石油・石炭、鉄鋼、非鉄金属、機械、電気機器、空運、卸売り、などとなった。(HC)

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■地域と共に築いた「鮪解体ショー」で世界一の舞台へ  銚子丸<3075>(東証スタンダード)は、同…
  2. ■速乾・吸水機能を備えたブラ&ショーツ、11月7日から応援購入受付  グンゼ<3002>(東証プラ…
  3. 日産自動車 日産 NISSAN
    ■経営再建計画の一環として保有資産を最適化、20年間の賃貸借契約で本社機能維持  日産自動車<72…
2025年12月
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
293031  

ピックアップ記事

  1. ■眠れる6900トンの金が動き出す、「都市鉱山」開発でリデュース株に追い風  今週の当コラムは、金…
  2. ■天下分け目の12月10日、FRB利下げで年末相場は天国か地獄か?  天下分け目の12月10日であ…
  3. ■売り方手仕舞いで需給改善が後押し  師走相場では、リスクの大きい銘柄であっても、逆日歩のつく信用…
  4. ■師走相場は最終レースさながら、勝ち負け分ける「掉尾の一振」に熱視線  師走である。礼節一点張りの…
  5. ■金利環境改善が銀行株に追い風、逆張りの買いも有力視  今週の当コラムは、銀行株に注目することにし…
  6. ■「トリプル安」も怖くない!?逆張りのバリュー株ローテーションからは銀行株になお上値余地  「神風…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る