Jストリームは「クラウドベース音声ガイド管理サービスに関する特許」注目され出直る

株式市場 銘柄

■美術館などの音声ガイドを専用端末なしで訪問者のスマホ向けに提供

 動画ライブ配信などのJストリーム<4308>(東マ)は24日、10時にかけて一時580円(19円高)まで上げて出直りを見せている。23日付で、プラットフォームの開発・運用などを行う子会社CO3がクラウドベース音声ガイド管理サービスに関する特許を取得したと発表。注目を集めている。

 発表によると、発明の名称は「音声ガイド提供システム」で、「専用端末や専用アプリケーションのインストールを必要としない、スマートフォンを利用した多言語音声ガイドサービスを提供するための、クラウドベース音声ガイド管理サービスに関する特許」。

 「これを利用することで、美術館や博物館などで現在利用されている音声ガイドの仕組みを、専用の端末を用意することなく訪問者のスマートフォンを利用して提供することができ、施設側の導入費用や提供するコンテンツ作成にかかる手間を大幅に削減し、訪問者にとっての利便性も向上することが可能になります。複数の見学ルートがあるような施設の場合でも、訪問者の選択するルートに合わせて案内する内容を自在に組み合わせることができる」という。

 株価は時々間欠泉のように噴き上げるほかは小動き横ばいの日が多い印象だが、こうした注目材料には反応があり、業績も2016年3月期を境に回復傾向が続く見通しのため、遠くない時期に基調が変化するとの見方はある。(HC)

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