【銘柄フラッシュ】山王など急伸しエイチ・アイ・エスは四半期業績が評価されて活況高

株式市場 銘柄

 28日は、東証1部の値上がり率1位がヤマシン・フィルタ<6240>(東1)となり、業績が好調な上、前週末に発表の米7月耐久財受注や週末にかけての「日経IR・投資フェア2017」出の展示などが言われて12.1%高となり上場来の高値。

 2位はエイチ・アイ・エス<9603>(東1)の9.5%高となり、25日に発表した第3四半期決算(2016年11月~17年7月)が注目されて9.5%高の活況高。

 3位はエフテック<7212>(東1)の9.0%高で、野村證券が25日付で目標株価を2000円から2100円に引き上げたと伝えられ高値を更新。

 杉村倉庫<9307>(東2)は業績好調で好材料に反応しやすいとされ、次の国会でカジノ開業地の候補選定の機運が強まるといった期待が言われてストップ高の17.1%高。三社電機製作所<6882>(東2)は業績・配当予想の大幅増額などが好感されてストップ高の16.8%高。

 レノバ<9519>(東マ)は年内に東証1部昇格を申請と28日付の日本経済新聞報道が材料視されて21.0%高と急伸。アンジェス<4563>(東マ)は国立生育医療研究センターに関する報道が材料とされて13.3%高と大きく出直る。

 山王<3441>(JQS)は特許取得などが材料視されて2日連続ストップ高の26.2%高。アイフリークモバイル<3845>(JQS)は8月30日に東証マザーズ市場に上場予定のUUUM(ウーム、銘柄コード番号3990・東マ)と共同で「YouTube(ユーチューブ)」に幼児向けの動画チャンネルを提供するとされ、思惑人気が強まる形で前取引日に続いて大幅続伸しストップ高の19.4%高となった。(HC)

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■グローバルモデルに匹敵する日本語対応の高性能生成AIを4月から順次提供  ELYZAとKDDI<…
  2. ■優勝への軌跡と名将の言葉  学研ホールディングス<9470>(東証プライム)は3月14日、阪神タ…
  3. ■新たな映画プロジェクトを発表  任天堂は3月10日、イルミネーション(本社:米国カリフォルニア州…
2024年4月
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
2930  

ピックアップ記事

  1. ■金先物と原油価格、史上最高値に迫る―地政学リスクが市場に与える影響  今週のコラムは、異例中の異…
  2. ■「虎」と「狼」の挟撃を振り切り地政学リスク関連株で「ピンチはチャンス」に再度トライ  東京市場は…
  3. ■海運株と防衛関連株、原油価格の動向に注目集まる  地政学リスクによる市場の不安定さが増す中、安全…
  4. ■中東緊張と市場動向:投資家の選択は?  「遠い戦争は買い」とするのが、投資セオリーとされてきた。…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る