【株式市場】欧米株式の反応が気がかりで日経平均は続落するがJASDAQ平均は高い

株式

◆日経平均の終値は1万9362円55銭(87円35銭安)、TOPIXは1597.76ポイント(2.36ポイント安)、出来高概算(東証1部)は13億8700万株

チャート10 28日後場の東京株式市場は、北朝鮮の朝のミサイル発射を受けて万が一の被害を念頭に建設株が強く、14時に株主優待の再開を発表したJPホールディングス<2749>(東1)が急動意など、個別物色の展開になった。日経平均は底堅く、前場の安値1万9280円02銭(169円88銭安)を割らずに持ち直した。東証2部指数、マザーズ指数は安いが日経JASDAQ平均は高い。

 後場は、フオスター電機<6794>(東1)が米アップル社の「iPhone(アイフォーン)」新機種9月12日発売か、との米紙報道などが材料視されて朝方に急伸した水準を保って強く、海帆<3133>(東マ)は株主優待品の拡充などが好感されてストップ高。ホリイフードサービス<3077>(JQS)はステーキ店チェーン展開への期待などが言われてストップ高。

 出来高概算は13億8700万株(前引けは7億4885万株)、売買代金は1兆8161億円(同9191億円)。1部上場2023銘柄のうち、値上がり銘柄数は881(同687)銘柄、値下がり銘柄数は989(同1178)銘柄。

 また、東証33業種別指数は12業種(前引けは6業種)が値上がりし、値上がり率上位の業種は、建設、サービス、医薬品、ガラス・土石、水産・農林、食料品、鉄鋼、、精密機器、などだった。(HC)

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■ガソリン・軽油の暫定税率廃止法成立  ガソリン暫定税率廃止法は11月28日に成立し、ガソリン税2…
  2. ■うつ・統合失調症・発達障害を脳から理解する、最前線研究を平易にまとめた一冊  翔泳社は11月25…
  3. 【新築マンションの短期売買を分析】  国土交通省は11月25日、三大都市圏および地方四市の新築マン…
2025年12月
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
293031  

ピックアップ記事

  1. ■「大きく産んで小さく育てる」IPO市場、期待裏切る後半戦  48勝2分10敗である。2025年の…
  2. ■日銀イベント通過で円高前提、紙・パ株が師走相場の主役候補  今週のコラムは、日銀の金融政策決定会…
  3. ■FOMC通過も市場は波乱、金利と為替に残る違和感  FRB(米連邦準備制度理事会)のFOMC(公…
  4. ■眠れる6900トンの金が動き出す、「都市鉱山」開発でリデュース株に追い風  今週の当コラムは、金…
  5. ■天下分け目の12月10日、FRB利下げで年末相場は天国か地獄か?  天下分け目の12月10日であ…
  6. ■AI・データセンター需要拡大に対応、測定能力は従来比最大2倍  リガク・ホールディングス<268…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る