日立キャピタルは「太陽光発電とキクラゲ栽培を両立」など注目され出直り強める

株式市場 銘柄

■発電設備の下を農地に活用するプロジェクトファイナンス型リースを提供

 日立キャピタル<8586>(東1)は1日、3日続伸基調となって出直りを継続し、10字過ぎには2581円(27円高)前後で推移している。8月31日付で、「太陽光発電とキクラゲ栽培を両立するソーラーシェアリング事業を開始」と発表。意外感も加わり注目されている。

 発表によると、これは、日立キャピタルが太陽光発電設備のプロジェクトファイナンス型リースを提供し、再生可能エネルギー事業を専門に取り扱うサステナジー株式会社(山口勝洋代表取締役)が、宮城県内の2ヵ所で、太陽光発電パネルで発電を行いながら、その下の農地を活用してキクラゲの栽培を行う。キクラゲの栽培は2017年6月に開始し、発電は17年9月末に開始し、全量を東北電力<9506>(東1)へ売電する予定とした。発電設備は保守も含めて大和ハウス工業<1925>(東1)が行う。(HC)

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