【株式市場】NASDAQ指数の最高値など好感し日経平均は朝方89円高の後伸び悩むが値を保つ

株式

◆日経平均の前引けは1万9684円81銭(38円57銭高)、TOPIXは1618.42ポイント(1.01ポイント高)、出来高概算(東証1部)は7億7363万株

チャート4 25日(金)前場の東京株式市場は、NYダウの3日続伸やNASDAQ指数の約1ヵ月ぶり最高値などが好感され、自動車株などが軒並み堅調に始まり、日経平均は朝方に89円72銭高(1万9735円96銭)まで上げた。ただ、財務省が朝発表した法人企業統計(4~6月)は、製造業の設備投資が予想を越える減少だったとされ、日経平均も時間とともに伸び悩み、前引けは38円57銭高(1万9684円81銭)となった。東証2部指数、マザーズ指数、日経JASDAQ平均も高い。

 ANAホールディングス<9202>(東1)が自社株買いや新株予約権付社債発行による資金調達などが好感されて約9年ぶりの高値に進み、プロシップ<3763>(東2)は9月7日の売買から東証1部銘柄に指定替えの承認が好感されてストップ高。そーせいグループ<4565>(東マ)は提携先のアイルランド医薬品会社の新薬臨床進展が言われて活況高。プラマテルズ<2714>(JQS)はオムツ用衛生材料事業に関する期待などが浮上したようで高値を更新。

 東証1部の出来高概算は7億7363万株、売買代金は8980億円。1部上場2023銘柄のうち、値上がり銘柄数は991銘柄、値下がり銘柄数は859銘柄となった。(HC)

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■更新前のスーパーコンピュータの約4倍の計算能力  富士通<6702>(東証プライム)は2月21日…
  2. ■両社の資源を有効活用しSDGsに貢献  伊藤忠商事<8001>(東証プライム)グループのファミリ…
  3. ■純正ミラーと一体化し、左後方の視界を広げる  カーメイト<7297>(東証スタンダード)は、純正…
2024年3月
 123
45678910
11121314151617
18192021222324
25262728293031

ピックアップ記事

  1. ■投資と貯蓄の狭間で・・・  岸田内閣の「資産所得倍増プラン」は、「貯蓄から投資へ」の流れを目指し…
  2. ■「ノルム(社会規範)」解凍の序章か?植田新総裁の金融政策正常化  日本銀行の黒田東彦前総裁が、手…
  3. ■「日経半導体株指数」スタート  3月25日から「日経半導体株指数」の集計・公表がスタートする。東…
  4. ■投資家注目の適正株価発見ツール  日銀の価格発見機能が不全になる可能性がある中、自己株式取得が新…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る