スパンクリートコーポレーションは今期第2四半期、通期業績予想の上方修正を発表

株式市場 銘柄

■1日の株価485円は、PBR0.58倍、最高値奪還の動きも

 建築用床、壁材のスパンクリートコーポレーション<5277>(JQS)は1日引け後、今期第2四半期、通期業績予想の上方修正を発表した。

 第2四半期の売上高を1億09百万円、営業利益を1億10百万円、経常利益を1億16百万円、純利益を61百万円上方修正した結果、今18年3月期第2四半期業績予想は、売上高10億19百万円(前年同期比79.1%増)、営業利益1億81百万円(前年同期△0百万円)、経常利益1億94百万円(同05百万円)、純利益1億17百万円(同△16百万円)と上方修正により、大幅増収増益で黒字転換を見込む。

 通期業績予想については、第2四半期の上方修正額をそのまま前回予想に積み上げることになり、18年3月期通期業績予想は、売上高36億92百万円(前期比47.3%増)、営業利益2億80百万円(同112.1%増)、経常利益3億円(同102.7%増)、純利益1億90百万円(同106.5%増)となる見込み。

 8月10日に発表された第1四半期業績が大幅増収増益であったことから、300円台前半で推移していた株価は、発表後、急上昇し、8月24日に年初来最高値680円を付けた。1日の株価485円は、PBR0.58倍であることから今回の上方修正の発表を機に最高値奪還の動きも予想される。

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