環境管理センターは「農産物の生産・加工・販売」への進出など好感され出直り拡大

株式市場 銘柄

■定款を一部変更、業績は回復基調が強まる見通しで期待広がる

 環境管理センター<4657>(JQS)は4日、7%高の505円(34円高)まで上げる場面を見せて再び出直りを強め、13時30分にかけても495円前後で出来高増勢となっている。9月1日付で、2017年6月期の配当を4期ぶり復配の1株3円の見込みと発表したほか、定款を一部変更し、「農産物の生産・加工・販売」を新設し、期待が広がった。

 「農産物の生産・加工・販売」については、定款への新設を発表しただけで具体的な展開などについての発表はなかったが、それだけに創造や期待が膨らむと注目する様子もある。前期・17年6月期の業績は完全黒字化し、今期・2018年6月期の業績見通しは売上高を5.3%増加の40億円、営業利益を同20.8%増加の2.2億円、予想1株利益は32円07銭とするなど、全体に回復が強まる見通しとしている。株価水準はPER15倍台になり、特段、割高感のない水準といえる。新事業への期待を加味すればもっと上に位置してもいいとして注目する様子もある。(HC)

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■グローバルモデルに匹敵する日本語対応の高性能生成AIを4月から順次提供  ELYZAとKDDI<…
  2. ■優勝への軌跡と名将の言葉  学研ホールディングス<9470>(東証プライム)は3月14日、阪神タ…
  3. ■新たな映画プロジェクトを発表  任天堂は3月10日、イルミネーション(本社:米国カリフォルニア州…
2024年4月
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
2930  

ピックアップ記事

  1. ■海運株と防衛関連株、原油価格の動向に注目集まる  地政学リスクによる市場の不安定さが増す中、安全…
  2. ■中東緊張と市場動向:投資家の選択は?  「遠い戦争は買い」とするのが、投資セオリーとされてきた。…
  3. ■節約志向が市場を動かす?  日本の消費者は、節約志向と低価格志向を持続しており、これが市場に影響…
  4. ■投資家の心理を揺さぶる相場の波  日米の高速エレベーター相場は、日替わりで上り下りと忙しい。とく…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る