【株式市場】北朝鮮の核実験による今夜のNY株の反応が気になり日経平均は大幅安のままもみ合う

株式

◆日経平均の大引けは1万9508円25銭(183円22銭安)、TOPIXは1603.55ポイント(16.04ポイント安)、出来高概算(東証1部)は15億9579万株

チャート10 4日後場の東京株式市場は、今夜のNY株式が米国としては北朝鮮の核実験を受けた最初の取引になるため推移が注目され、前場に続いて好業績株などを個別に選別買いする相場になった。日経平均は引き続き大幅安のままもみ合ったが、SOMPOホールディングス<8630>(東1)が関連会社の売却などを材料に高いなど、個別に強い銘柄があり、日経平均は前場の安値1万9479円40銭(212円07銭安)は割らずに推移した。東証2部指数、マザーズ指数、日経JASDAQ平均も安い。  

 後場は、防衛産業関連株の石川製作所<6208>(東1)が伸び悩んだ反面、ANAホールディングス<9202>(東1)は引き続き自社株買いなどが好感されて一段ジリ高。アクアライン<6173>(東マ)は8月第2四半期の業績に期待が強いようで一段強含み、リリカラ<9727>(JQS)は大量保有報告書が材料視されて急伸。

 東証1部の出来高概算は15億9579万株(前引けは8億4451万株)、売買代金は1町7369億円(同8723億円)。1部上場2023銘柄のうち、値上がり銘柄数は153(同166)銘柄、値下がり銘柄数は1824(同1816)銘柄。

 また、東証33業種別指数で値上がりした業種は3業種(空運、石油・石炭、保険)にとどまり(前場は空運、保険のみ)、値下がり率の小さい業種は、ゴム製品、鉱業、輸送用機器、その他製品、機械、などだった。(HC)

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■全従業員にAI活用徹底、業務改革を本格化  LINEヤフー<4689>(東証プライム)は7月14…
  2. ■50年以上親しまれたかぜ薬が国内市場から姿を消す?  大正製薬は7月14日、塗るかぜ薬「ヴイック…
  3. ■鈴鹿8耐で新型CBコンセプト登場  ホンダ<7267>(東証プライム)は7月11日、大型ロードス…
2025年9月
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
2930  

ピックアップ記事

  1. ■01銘柄:往年の主力株が再評価、低PER・PBRで買い候補に  今週の当コラムでは、買い遅れカバ…
  2. ■日米同時最高値への買い遅れは「TOPIXコア30」と「01銘柄」の出遅れ株でカバー  日米同時最…
  3. ■東京株、NYダウ反落と首相辞任で先行き不透明  東京株式市場は米国雇用統計の弱含みでNYダウが反…
  4. ■株式分割銘柄:62社に拡大、投資単位引き下げで流動性向上  選り取り見取りで目移りがしそうだ。今…
  5. ■金先物相場を背景に産金株が収益拡大の余地を示す  東京市場では金価格の上昇を背景に産金株が年初来…
  6. ■大統領の交渉術が金融市場を左右し投資家心理に波及  米国のトランプ大統領は、ギリシャ神話に登場す…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る