【株式市場】米国株高など好感し日経平均は3日続伸、2部指数とJASDAQ平均は年初来の高値

株式

◆日経平均の終値は1万9865円82銭(89円20銭高)、TOPIXは1637.33ポイント(9.88ポイント高)、出来高概算(東証1部)は16億511万株

チャート13 13日後場の東京株式市場は、米国の財政収支、卸売物価指数の発表が日本時間の今夜に予定され、円相場への影響を見定めたい雰囲気があってトヨタ自動車<7203>(東1)などが前場の高値圏で一進一退になった。日経平均は13時30分にかけて前場の高値を上回り、112円22銭高(1万9888円84銭)まで上昇。大引けも強く3日続伸。東証2部指数、日経JASDAQ平均は高値を更新し、マザーズ指数も高い。。

 日本郵政<6178>(東1)が政府保有株の第2次放出に向けた環境作り相場とされて続伸し、米アップル社の「iPhoneX」(アイフォーン・テン)発表を受け、ソフトバンク<9984>(東1)やアルバック<6728>(東1)などが高い。ソーシャルワイヤー<3929>(東マ)は9月末の株式2分割が材料視されて高値を更新。菊水電子工業<6912>(JQS)は電池試験システムなどを手がけるためEV(電気自動車)関連銘柄とされて活況高。

 13日上場のユーエスエス(USS)<6554>(東マ)は買い気配をセリ上げ、13時47分に4970円(公開価格2300円の2.2倍)で初値がつき、高値は4980円、終値は4280円となった。

 東証1部の出来高概算は16億511万株(前引けは7億8881万株)、売買代金は2兆498億円(同9968億円)。1部上場2026柄のうち、値上がり銘柄数は1314(前引けは1349)銘柄、値下がり銘柄数は594(同556)銘柄。

 また、東証33業種別指数は26業種(前引けは25業種)が値上がりし、値上がり率上位の業種は、証券・商品先物、不動産、銀行、機械、電気機器、石油・石炭、輸送用機器、サービス、鉄鋼、非鉄金属、倉庫・運輸、などとなった。(HC)

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■半導体パッケージの微細化に対応、LDI露光で1.0μm幅パターンを実現  旭化成<3407>(東…
  2. ■物流費やエネルギーコストの上昇受け、企業努力では限界  亀田製菓<2220>(東証プライム)は5…
  3. ■約100種類の実践講座で次世代エンジニアを育成  トヨタグループ5社は5月22日、AI・ソフトウ…
2025年7月
 123456
78910111213
14151617181920
21222324252627
28293031  

ピックアップ記事

  1. ■祝日と金融政策が交錯する7月  7月は、7月21日が「海の日」が国民の祝日に制定されてからフシ目…
  2. ■「MMGA」効果の造船株・海運株は「海の日」月間キャンペーン相場も加わり一段高を期待  あと1カ…
  3. ■選挙関連の「新三羽烏」の株価動向をウオッチ  足元では野党が石破内閣への内閣不信認決議案提出を見…
  4. どう見るこの相場
    ■米、イラン核施設を電撃空爆、緊張激化へ  「2週間以内」と言っていたのが、わずか「2日」である。…
  5. ■イスラエル・イラン衝突でリスク回避売りが優勢に  イスラエルのイラン攻撃を受け、13日の日経平均…
  6. ■ホルムズ海峡封鎖なら「油の一滴は血の一滴」、日本経済は瀬戸際へ  コメ価格が高騰する「食料安全保…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る