【業績でみる株価】アクモスは調整一巡して戻り歩調、18年6月期増収増益・連続増配予想

 アクモス<6888>(JQ)は、ITソリューション事業およびITサービス事業を展開している。需要が堅調に推移して18年6月期増収増益予想、そして連続増配予想である。株価は調整一巡して戻り歩調だ。

■17年12月期利益予想減額だが需要は堅調

 製造・公共・医療分野を中心とするSI・システム開発や地図情報提供サービスなどのITソリューション事業、および情報処理サービスなどのITサービス事業を展開している。収益面では多くの企業の決算期末にあたる第3四半期(1~3月)の構成比が高くなる特性がある。

 17年6月期の連結業績は、売上高が16年6月期比4.2%増の40億62百万円、営業利益が31.1%増の1億46百万円、経常利益が30.8%増の1億58百万円、純利益が26.7%増の1億43百万円だった。

 販管費の増加などを増収効果で吸収し、計画を上回る増収増益だった。ITソリューション事業は2.2%増収・2.0%営業増益にとどまったが、ITサービス事業が22.4%増収・94.8%営業増益となって全体を牽引した。IT製品テスティングを譲渡して連結除外したが、15年12月義務化された労働安全衛生法改正を背景にストレスチェックを中心としたEAP(従業員支援プログラム)関連業務が大幅伸長した。

 18年6月期連結業績予想は、売上高が17年6月期比3.4%増の42億円、営業利益が5.8%増の1億55百万円、経常利益が6.9%増の1億70百万円、純利益が4.2%増の1億50百万円としている。需要が堅調に推移して増収増益予想である。配当予想は1円増配の年間3円(期末一括)としている。連続増配予想である。

 なお中期経営計画では、19年6月期の目標数値を売上高45億円、営業利益2億70百万円、経常利益2億90百万円、純利益2億30百万円としている。

■株価は調整一巡して戻り歩調

 株価は急伸した6月の年初来高値から反落して調整局面だったが、9月5日の直近安値265円から切り返して9月13日には306円まで上伸した。調整一巡して戻り歩調だ。

 9月13日の終値は304円、今期連結予想PERは20倍近辺、そして時価総額は約31億円である。週足チャートで見ると26週移動平均線近辺から切り返してサポートラインを確認した形だろう。(MM)

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■特殊な無線技術で高感度化、動物実験で市販測定器と高い一致  早稲田大学と山口大学の研究グループは…
  2. ■2019年以来の来日、K-POP史上最多規模の単独ツアー  21世紀のポップアイコン・BTSが、…
  3. ■開園から42年266日、2パーク合計で大台到達  オリエンタルランド<4661>(東証プライム)…
2026年2月
 1
2345678
9101112131415
16171819202122
232425262728  

ピックアップ記事

  1. ■高市トレード調整は好機か、配当利回り上位株で権利取り戦略  今週の当コラムは、権利付き最終売買日…
  2. ■「音楽が鳴っている限り踊る」か「笛吹けど踊らず」か、高市トレードで問われるベテラン投資家の知恵 …
  3. ■上方修正を重ねる銘柄群が相場の主役に  同コラムは今週、ダブルセット銘柄、トリプルセット銘柄、フ…
  4. ■政治安定を好感、全面高期待が再燃  超短期決戦だった衆議院議員選挙が、昨8日に投票され即日開票さ…
  5. ■総選挙後に本番、米・卵関連株など食料品銘柄に再評価期待  消費税減税をめぐる関連株の動向が、過去…
  6. ■円安・円高が日替わり、内外市場で一波乱二波乱の可能性  内外のマーケットが激動含みである。これが…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る