東和薬品は第2四半期業績予想の上方修正を発表

株式市場 銘柄

■研究開発費の費消が遅れていることから、利益面で大幅上方修正

 ジェネリック医薬品大手の東和薬品<4553>(東1)は、第2四半期業績予想の上方修正を発表した。

 売上高は前回予想通りであるが、研究開発費の費消が遅れていることから、利益面での大幅な上方修正となった。

 売上高は前回予想通りの450億円(前年同期比11.05%増)であるが、営業利益は前回予想を22億円上回る50億円(同115.24%増)、経常利益も22億円上回る50億円(前年同期3億83百万円)、純利益は16億円上回る35億円(同85百万円)と2ケタ増収大幅増益を見込む。

 通期業績予想については、当初計画通りに研究開発費が発生すると見込んでいることから、当初予想を据え置くとしている。

 ちなみに、18年3月期連結業績予想は、売上高940億円(前期比10.7%増)、営業利益86億円(同25.2%増)、経常利益85億円(同14.6%増)、純利益58億円(同4.0%増)を見込む。

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■更新前のスーパーコンピュータの約4倍の計算能力  富士通<6702>(東証プライム)は2月21日…
  2. ■両社の資源を有効活用しSDGsに貢献  伊藤忠商事<8001>(東証プライム)グループのファミリ…
  3. ■純正ミラーと一体化し、左後方の視界を広げる  カーメイト<7297>(東証スタンダード)は、純正…
2024年3月
 123
45678910
11121314151617
18192021222324
25262728293031

ピックアップ記事

  1. ■投資と貯蓄の狭間で・・・  岸田内閣の「資産所得倍増プラン」は、「貯蓄から投資へ」の流れを目指し…
  2. ■「ノルム(社会規範)」解凍の序章か?植田新総裁の金融政策正常化  日本銀行の黒田東彦前総裁が、手…
  3. ■「日経半導体株指数」スタート  3月25日から「日経半導体株指数」の集計・公表がスタートする。東…
  4. ■投資家注目の適正株価発見ツール  日銀の価格発見機能が不全になる可能性がある中、自己株式取得が新…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る