【株式市場】NYダウの7日連続最高値と円安など好感され日経平均は一時170円高となり材料株も活況

株式

◆日経平均の前引けは2万479円88銭(169円42銭高)、TOPIXは1679.77ポイント(11.85ポイント高)、出来高概算(東証1部)は9億5866万株

チャート11 21日(木)前場の東京株式市場は、NYダウの7日連続最高値や米FOMC(米連邦公開市場委員会)を受けた米金利の上昇、ドル高・円安などが好感され、第一生命ホールディングス<8750>(東1)などの保険株や大手銀行株が軒並み高。また、三井不動産<8801>(東1)などの不動産株は基準地価を受けて含み益が向上との見方などによりほぼ全面高。日経平均は146円高で始まった後170円81銭高(2万481円27銭)まで上げ、前引けも169円42銭高となった。3日続けて2015年来の高値を更新。東証2部指数は安いが東証マザーズ指数、日経JASDAQ平均は高い。

 レオン自動機<6272>(東1)が業績予想の増額修整などを材料に急伸し、第一稀元素化学工業<4082>(東2)は桐蔭横浜大学の宮坂特任教授が近い将来のノーベル賞候補とする米国情報会社のレポートが伝わり連想買いとされて急伸。FRONTEO(フロンテオ)<2158>(東マ)は特許調査・分析システム導入先が20社を上回ったとの発表が材料視されて急伸。エヌエフ回路設計ブロック<6864>(JQS)は「量子コンピューター」への期待が再燃してストップ高。

 東証1部の出来高概算は9億5866万株、売買代金は1兆3387億円。1部上場2028銘柄のうち、値上がり銘柄数は1200銘柄、値下がり銘柄数は686銘柄となった。(HC)

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■グローバルモデルに匹敵する日本語対応の高性能生成AIを4月から順次提供  ELYZAとKDDI<…
  2. ■優勝への軌跡と名将の言葉  学研ホールディングス<9470>(東証プライム)は3月14日、阪神タ…
  3. ■新たな映画プロジェクトを発表  任天堂は3月10日、イルミネーション(本社:米国カリフォルニア州…
2024年4月
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
2930  

ピックアップ記事

  1. ■金先物と原油価格、史上最高値に迫る―地政学リスクが市場に与える影響  今週のコラムは、異例中の異…
  2. ■「虎」と「狼」の挟撃を振り切り地政学リスク関連株で「ピンチはチャンス」に再度トライ  東京市場は…
  3. ■海運株と防衛関連株、原油価格の動向に注目集まる  地政学リスクによる市場の不安定さが増す中、安全…
  4. ■中東緊張と市場動向:投資家の選択は?  「遠い戦争は買い」とするのが、投資セオリーとされてきた。…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る