アバントが上場来の高値、22日から東証2部に移り10月末に株式2分割を実施

株式市場 銘柄

■分割に伴う配当は実質増額し従来予想の19円を10円の見込みに

 統合会計システムなどのアバント<3836>(JQG)は21日、再び高値を更新し、一時19%高の2195円(345円高)まで上げて上場来の高値を更新した。20日の取引終了後、10月31日を基準日として1株を2株に分割すると発表したほか、9月22日の売買から東証2部に移籍(市場変更)するため思惑含みの買いが増加したようだ。

 株式2分割の発表にともない、配当(今期・2018年6月期末一括配当)を従来予想の19円から10円の見込みに変更した。単純計算では、2分割に連動する場合の配当額は従来の2分の1の9円50銭になる。このため実質増額することも好感された。(HC)

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