菱電商事は今期18年3月期第2四半期連結、通期連結業績予想の上方修正を発表

■第2四半期の売上が好調で、当初予想を上回る見込み

 三菱電機系商社で最大の菱電商事<8084>(東1)は25日、今期18年3月期第2四半期連結、通期連結業績予想の上方修正を発表した。

 第2四半期の売上が好調で、当初予想を上回る見込みとなり、利益面についても販管費の抑制効果もあり大幅な上方修正の発表となった。

 第2四半期連結業績予想の売上高は、前回予想を27億円上回る1132億円(前年同期比10.28%増)、営業利益は3億円上回る18億円(同118.45%増)、経常利益は5億円上回る20億円(同249.04%増)、純利益は4億円上回る14億円(同369.8%増)と上方修正により大幅増益を見込む。

 通期については、地政学リスクなど事業環境が不透明であることから、当初予想を据え置いている。そのため、第2四半期累計期間と同額の上方修正となる。

 その結果、売上高2275億円(前期比3.77%増)、営業利益36億円(同31.87%増)、経常利益37億円(同51.52%増)、純利益25億円(同80.12%増)と増収大幅増益を見込む。

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