東海染工が連日急伸、保育事業も行っており幼児教育無償化など材料視

株式市場 銘柄

■すでに人気化しているJPホールディングスなどが休養する間に絶好の銘柄の見方

 東海染工<3577>(東1)は26日も上値を追って始まり、取引開始後に22%高の230円(42円高)まで急伸。25日のストップ高に続き連日の大幅高となっている。染色加工や高級プリント柄で知られる一方、「保育サービス事業」も行っており、引き続き、安倍首相が消費税の増税分の使途を拡大して幼児教育の無償化などの「人づくり革命」を唱えていることが材料視されている。

 同社の「保育サービス事業」の売上高は、この第1四半期(2017年4~6月)の同事業の売上高は連結売上高の約15%にあたる5.5億円(前年同期比16%の増加)となり好調。すでに人気化して先行高する保育園大手のJPホールディングス<2749>(東1)などに比べて出遅れ感があり目新らしいとの声もあり、本命株を休養させている間の物色対象として注目する様子がある。(HC)

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