【今日の言葉】海の監視関連銘柄が注目

■与那国島の住民投票は戸締り強化に賛成

今日の言葉 日本最西端の島・与那国島で自衛隊駐屯をめぐる住民投票が22日(日)行われ、賛成が約57.7%と反対の約40.6%を上回った。沿岸諸島の監視を目的に大型レーダの設置と150人規模の隊員が配備される計画。

緊張の高い周辺だけに基地が設置されると真っ先に狙われるという地域の方の心配は分かる。一方で、緊張があるからこそ、「戸締り」をきっちりやらなければいけないことも事実。

かつてなら日本の田舎では戸締り無しで過ごしたものだが、残念ながら今では、ゆったりした田舎といえど油断できない世となっている。むろん、都会で戸締りナシでは生命の危険に晒させる。

過剰防衛は問題だが、戸締りをきっちりとやることは侵入者を躊躇させるはずである。

約3万4000Kmといわれる日本の海岸線の長さ。無防備というわけにはいかない。過去の人質事件等に照らしても、これまで海の戸締りは万全とはいえなかった。まだまだ、これから頑丈な施錠が必要のように思われる。

マーケットでは防衛に関連した銘柄が注目されるものとみられる。

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■半導体パッケージの微細化に対応、LDI露光で1.0μm幅パターンを実現  旭化成<3407>(東…
  2. ■物流費やエネルギーコストの上昇受け、企業努力では限界  亀田製菓<2220>(東証プライム)は5…
  3. ■約100種類の実践講座で次世代エンジニアを育成  トヨタグループ5社は5月22日、AI・ソフトウ…
2025年7月
 123456
78910111213
14151617181920
21222324252627
28293031  

ピックアップ記事

  1. ■祝日と金融政策が交錯する7月  7月は、7月21日が「海の日」が国民の祝日に制定されてからフシ目…
  2. ■「MMGA」効果の造船株・海運株は「海の日」月間キャンペーン相場も加わり一段高を期待  あと1カ…
  3. ■選挙関連の「新三羽烏」の株価動向をウオッチ  足元では野党が石破内閣への内閣不信認決議案提出を見…
  4. どう見るこの相場
    ■米、イラン核施設を電撃空爆、緊張激化へ  「2週間以内」と言っていたのが、わずか「2日」である。…
  5. ■イスラエル・イラン衝突でリスク回避売りが優勢に  イスラエルのイラン攻撃を受け、13日の日経平均…
  6. ■ホルムズ海峡封鎖なら「油の一滴は血の一滴」、日本経済は瀬戸際へ  コメ価格が高騰する「食料安全保…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る