富士ソフトサービスビューロがストップ高、年金機構からの受託発表を受け買い殺到

株式市場 銘柄

■北海道から滋賀県まで事務センター8拠点の業務を受託

 富士ソフトサービスビューロ<6188>(JQS)は2日の前場、出来高をともなって急伸し、一時ストップ高の1680円(300円高)をつけて上場来の高値を更新した。9月29日付で、「日本年金機構より発注された『事務センターにおける入力業務・共同処理委託』を受託する」と発表。好感買いが殺到した。

 発表によると、「事務センターにおける入力業務・共同処理委託」は、北海道事務センター、仙台広域事務センター、高崎広域事務センター、新潟事務センター、金沢広域事務センター、名古屋広域事務センター、福井事務センター、滋賀事務センター、の8拠点の業務。

 同社にとって、日本年金機構からの受託は継続案件。調査筋によると、同機構では全国の拠点の統合・広域化を進めており、拠点ごとの業務規模が次第に大規模化しているため、小規模事業者の受託や新規事業者の参入は次第にハードルが上がる傾向があり、実績の豊富な大手事業者が有利になる傾向があるようだ。(HC)

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