パナソニックが高値に迫る、自動運転にかかわる新技術に注目再燃

株式市場 銘柄

■サイバー攻撃に対抗するオートモーティブ侵入検知・防御システムなど発表

 パナソニック<6752>(東1)は11日、出直りを強めて始まり、取引開始後に1671.0円(30.0円高)まで上げて9月につけた昨年来の高値1683.0円に迫った。10日付で、自動運転・コネクティッドカーに必須となるサイバーセキュリティ技術としてサイバー攻撃に対抗するオートモーティブ侵入検知・防御システムを開発と発表したほか、同日、横浜市内にある同社の試験場で自社開発の自動運転システムによる小型のEV(電気自動車)を公開したと伝えられ、注目し直されている。

 9月初旬から下旬にかけて1500円どころから1683円まで13%近く上げた。その後はもみ合っているが、下げが浅いまま微調整相場となってきたため、9月の上げ相場は終わっていないとの見方がある。微調整が進み次第、第2幕が始まると見て注目する様子がある。(HC)

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