豊和工業が再びストップ高、「中朝国境の韓国人に帰国勧告」と伝わり北朝鮮情勢への注目続く

株式市場 銘柄

■投信運用会社ブラックロック・ジャパンの大量保有も思惑材料

 豊和工業<6203>(東1)は12日、急反発となり、後場は一段上げてストップ高の1957円(400円高)で売買をこなしている。自動小銃や迫撃砲などを開発製造する防衛産業銘柄で、後場、「中国、中朝国境にいる韓国人に帰国勧告、緊張高まり受け」(朝日新聞デジタル10月12日14時20分より)と伝えられるなど、いぜん、北朝鮮情勢に動きが出るリスクを材料視する様子が強いようだ。

 このところは、投信運用会社ブラックロック・ジャパンの大量保有が思惑材料になり、10月6日から2日連続ストップ高を交えて急伸した。今期・18年3月期の連結業績は完全黒字転換する見込みのため、反落しても下値は業績面での下支えがあるとして強気の姿勢もある。(HC)

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