神戸製鋼が2日続伸、自動車各社の社内基準はクリアしているとされ買い戻す

株式市場 銘柄

■「最悪の事態は回避できそう」(市場関係者)との見方

 神戸製鋼所<5406>(東1)は20日、2日続伸基調で始まり、取引開始後に920円(38円高)まで上げている。アルミ・銅製品の性能データ不正問題を受けて相場観は分かれているが、取引時間中としては10月12日以来、約1週間ぶりに900円台を回復した。

 19日の後場、トヨタ自動車<7203>(東1)やホンダ<7267>(東1)、マツダ<7267>(東1)などの完成車大手が、神戸製鋼から調達したアルミ部材について社内の安全基準はクリアしていることを確認したと伝えられ、「最悪の事態は回避できそう」(市場関係者)との見方があり、ひとまず買い戻す動きが広がったと見られている。(HC)

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