【銘柄フラッシュ】サダマツなどが急伸し上場2日目のシリコンスタジオは大幅高

株式市場 銘柄

 24日は、朝方の円高基調を受けて前場はファナック<6954>(東1)が軟調でトヨタ自動車<7203>(東1)も一時軟化する場面がありましたが、後場は円安基調を回復したため主力株が全体に上値を追い、ファナックも堅調相場に転換して大引けは1.4%高となったほか、売上高の海外割合の高い武田薬品工業<4502>(東1)もジリ高となり0.9%高などと強含む銘柄が増えました。ホンダ<7267>(東1)は社長交代への反応が鈍く前場は軟調でしたが、後場は回復して何度か堅調に転じて0.2%安となりました。

 ジーンズメイト<7448>(東1)は2月の月次動向などを材料に13.9%高の急伸となり、東証1部の値上がり率トップ。東映<9605>(東1)は新年度以降「ワンピース」シリーズや「スターウオーズ」シリーズなどが寄与するとの見方で三菱UFJモルガン・スタンレー証券の目標株価引き上げが伝えられて7.9%高となり、東証1部の値上がり率2位。テイクアンドギヴ・ニーズ<4331>(東1)はレストランでの婚礼事業の運営受託を開始したことなどが言われて5.0%高となり出直りを拡大し、ジャパンベストレスキューシステム<2453>(東1)NTTドコモ<9437>(東1)との提携を好感して7.1%高の急伸となりました。

 ベリテ<9904>(東2)は訪日外国人客による宝飾品の人気が好調とされて11.8%高、サダマツ<2736>(JQS)も同じく25.8%高となり、ネットワークバリューコンポネンツ<3394>(東マ)は米社製品の代理店契約を材料に13.9%高、セキュアヴェイル<3042>(JQS)にも連想が波及したとされて18.7%高、ACCESS<4813>(東マ)は株式会社はてな(京都府)のクラウドパフォーマンス管理サービスを代理店販売するとの発表が好感されて6.4%高となりました。

 東証マザーズ指数だけは小反落となりましたが、マザーズ市場に昨日新規上場のシリコンスタジオ<3907>(東マ、売買単位100株)は前場3000円高のストップ高まで急伸し、終値は12.3%高の1万2800円(1400円高)となりました。

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■グローバルモデルに匹敵する日本語対応の高性能生成AIを4月から順次提供  ELYZAとKDDI<…
  2. ■優勝への軌跡と名将の言葉  学研ホールディングス<9470>(東証プライム)は3月14日、阪神タ…
  3. ■新たな映画プロジェクトを発表  任天堂は3月10日、イルミネーション(本社:米国カリフォルニア州…
2024年4月
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
2930  

ピックアップ記事

  1. ■金先物と原油価格、史上最高値に迫る―地政学リスクが市場に与える影響  今週のコラムは、異例中の異…
  2. ■「虎」と「狼」の挟撃を振り切り地政学リスク関連株で「ピンチはチャンス」に再度トライ  東京市場は…
  3. ■海運株と防衛関連株、原油価格の動向に注目集まる  地政学リスクによる市場の不安定さが増す中、安全…
  4. ■中東緊張と市場動向:投資家の選択は?  「遠い戦争は買い」とするのが、投資セオリーとされてきた。…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る