【株式市場】円安基調が後場再燃し日経平均15年ぶり高値に進み材料株も強い

◆日経平均の終値は1万8603円48銭(136円56銭高)、TOPIXは1508.28ポイント(5.45ポイント高)、出来高概算(東証1部)は23億2021万株

チャート11 24日後場の東京株式市場は、1ドル119円台への円安基調が再燃したため、トヨタ自動車<7203>(東1)などに続いて売上高の海外割合の高い武田薬品工業<4502>(東1)などが一段ジリ高となり、日経平均も次第に強含んで大引けには136円56銭高(1万8603円48銭)まで上げ、本日の高値引けとなりました。2000年4月以来約15年ぶりの1万8600円台になります。東証マザーズ指数だけは小反落となりましたが、マザーズ市場に昨日新規上場のシリコンスタジオ<3907>(東マ、売買単位100株)は前場3000円高のストップ高まで急伸し、終値も前引けは1万2800円(1400円高)となりました。

 ジーンズメイト<7448>(東1)が2月の月次動向などを材料に急伸し、ジャパンベストレスキューシステム<2453>(東1)NTTドコモ<9437>(東1)との提携を好感して急伸、アクセルマーク<3624>(東マ)はスマホ向けラインバトルゲーム好調とされて続伸し、出直りを強めました。

 東証1部の出来高概算は23億2021万株(前引けは10億7386万株)、売買代金は2兆4553億円(同1兆668億円)。1部上場1862銘柄のうち、値上がり銘柄数は1052(同1039)銘柄、値下がり銘柄数は683(同680)銘柄でした。

 また、東証33業種別指数のうち値上がりした業種は22業種(前引けは15業種)となり、値上がり率上位の業種は、ガラス・土石、鉄鋼、情報・通信、石油・石炭、非鉄金属、金属製品、医薬品、その他金融、証券・商品先物、機械、海運、などでした。

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