日本ドライケミカルは始興金属(以下「SHM社」)の株式を取得し、子会社化することを決議

■アルミニウム製消火器用部材を内製化し、競争力を高めることで市場シェアの拡大を目指す

 日本ドライケミカル<1909>(東1)は24日引け後、始興金属(以下「SHM社」)の株式を取得し、子会社化することについて決議したと発表。

 SHM社は、1997年11月1日設立の韓国企業であり、主にアルミニウム製消火器用部材(容器およびキャップ)を製造している。なかでも、アルミニウム製容器一体成型においては、極めて高い技術力を有している。

 同社は、SHM社の子会社化を通じて、アルミニウム製消火器用部材を内製化することで、消火器製品群のさらなる拡充を図るとともに、品質の差別化、競争力を高めることで市場シェアを拡大し、企業価値の向上を目指すとしている。

 ちなみに、SHM社の16年12月期の連結業績は、売上高5億82百万円、営業利益41百万円、経常利益43百万円、純利益39百万円であった。

 なお、株式譲渡日は、11月2日を予定している。

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