タダノは第2四半期の各利益が予想を2割から3割上回りストップ高

株式市場 銘柄

■売上高は伸び悩むが販売価格の改善、経費の効果的な運用などが寄与

 タダノ<6395>(東1)は31日、急伸して始まったあとも上値を追い、10時15分にかけてストップ高の1723円(300円高)に達した。30日に発表した第2四半期の連結決算が、各利益とも従来予想を2割から3割上回ったことなどが好感されている。

 第2四半期の連結決算(2017年4~9月累計)は、国内で建設用クレーンが減少したことなどがあり、売上高は前年同期比8.8%減少した。しかし、利益面では、販売価格の改善、円安効果、経費の効果的な運用などにより、全体に予想を上回り、営業利益は従来予想を22%上回る85.5億円に、純利益は同じく33%上回る59.7億円となった。3月通期の業績見通しは据え置いた。(HC)

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