【株式市場】日銀の金融政策会合があり日経平均は反落するが朝安のあと次第に持ち直す

株式

◆日経平均の前引けは2万1933円52銭(78円15銭安)、TOPIXは1763.64ポイント(7.20ポイント安)、出来高概算(東証1部)は8億7461万株

チャート16 31日(火)前場の東京株式市場は、NYダウの反落や日銀の金融政策決定会合(10月30~31日)、米国の金融政策決定会合(FOMC、米国10月31~11月1日)を見極めたい雰囲気があり、日経平均は株価指数の先物主導で反落して始まった。しかし、キヤノン<7751>(東1)が一時マイナス圏に沈んだものの上値を追うなど、主力株に強い銘柄が少なくなく、日経平均も次第に持ち直して前引けは78円15銭安(2万1933円52銭)となった。日経平均JASDAQ平均は高い。

 任天堂<7974>(東1)が通期業績見通しの大幅増額などを手がかりに活況高となり、タダノ<6395>(東1)は大幅な上ぶれ着地などが好感されてストップ高。シャノン<3976>(東マ)はマーケティングオートメーションの機能拡充などが言われて3日続伸。プラマテルズ<2714>(JQS)は第2四半期の大幅増益が再評価され急反発し高値を更新。

 新規上場となったCasa(カーサ)<7196>(東2・売買単位100株)は9時6分に公開価格を3%上回る2331円で初値がつき、その後2345円まで上げて前引けは2263円。
 
 東証1部の出来高概算は8億7461万株、売買代金は多めで1兆6202億円。1部上場2032銘柄のうち、値上がり銘柄数は959銘柄、値下がり銘柄数は972銘柄となった。(HC)

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