小森コーポレーションは急反発、業績見通し修正で下げたが正式発表で奪回

株式市場 銘柄

■唯一の紙幣印刷機会社のため「元号」関連銘柄としての注目度も高い様子

 小森コーポレーション<6349>(東1)は31日、後場も急反発したまま13時にかけて13%高の1596円(178円高)前後で推移。日本で唯一の紙幣印刷機メーカーで、27日に業績見通しの修正を発表して週明けの30日は下げたが、30日の取引終了後に第2四半期の連結決算(2017年4~9月累計)を発表し、31日は急反発。業績動向が見直される展開になっている。天皇陛下のご退位にともなう「元号」関連銘柄としての注目度も高いようだ。

 3月通期の連結業績見通しは、27日に売上高と営業利益を小幅減額修正した一方、経常、純利益は増額修正し、前期比では営業利益を11%増の19億円とし、純利益は2.9倍の19億円、1株利益は32円63銭の見込みとした。(HC)

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