京写の第2四半期は国内、海外共に好調に推移

■国内では、自動車関連の受注好調、海外ではLED照明が好調

 片面プリント基板で世界トップの京写<6837>(JQS)の第2四半期連結の売上は、国内の基板事業で自動車関連分野や家電製品が好調に推移し、実装関連事業では、スマートグリッド関連や自動車関連分野の受注好調により増収となった。

 海外では中国やインドネシアでLED照明等の家電製品が好調に推移し、増収となった。

 利益は期初からの銅箔価格高騰の影響により主材料価格が上昇したが、国内やインドネシアの好調な業績に支えられた結果、増益となった。

 その結果、18年3月期第2四半期連結業績は、売上高103億07百万円(前年同期比10.3%増)、営業利益3億24百万円(同37.3%増)、経常利益3億42百万円(同39.9%増)、純利益2億32百万円 (同23.9%増)と増収大幅増益で着地。

 通期業績予想については、当初予想を据え置いている。

 ちなみに、今期18年3月期通期連結業績予想は、売上高210億円(前期比8.3%増)、営業利益8億50百万円(同21.3%増)、経常利益8億円(同13.0%増)、純利益5億50百万円(同0.9%減)を見込む。

 進捗率を見ると、売上高49.08%(前期48.19%)、営業利益38.12%(同33.71%)、経常利益42.75%(同34.46%)、純利益42.18%(同33.75%)となっていることから、利益面での上振れが期待出来そうである。

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