ゼリア新薬工業は自社株買いの取得期間の延長を決議

■取得期間を11月2日から18年2月6日までに約3か月延ばす

 ゼリア新薬工業<4559>(東1)は、2日の取締役会で、自己株式の取得期間を18年2月6日までに延ばすことを決議した。

 当初6月16日の取締役会では、取得株数を180万株としていたが、8月4日の取締役会で、360万株まで拡大することを決議している。360万株は、自己株式を除く総発行済み株式の6.78%に当たる。

 取得価額の総額については、36億円としていたが、8月4日の取締役会で72億円まで拡大している。

 そして、取得期間については、今回2月6日まで延長することになった。

 また、同日、第2四半期連結業績も発表した。

 18年3月期第2四半期連結業績は、売上高324億12百万円(前年同期比0.3%増)、営業利益23億93百万円(同24.0%減)、経常利益25億Ⅲ4百万円(同17.8%減)、純利益21億28百万円(同6.1%増)となった。

 売上高については、当初予想を5億88百万円下回ったが、営業利益は93百万円、経常利益は2億34百万円、純利益は5億28百万円当初予想を上回った。

 通期連結業績予想については、当初予想を据え置いている。

 ちなみに、通期連結業績予想は、売上高680億円(前期比4.9%増)、営業利益50億円(同10.1%増)、経常利益50億円(同12.7%増)、純利益38億円(同7.2%増)と増収増益を見込む。

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■環境要因は50%、漁獲圧は25%、状態空間モデルで初の定量評価  東京大学は11月1日、日本周辺…
  2. ■ドジャース、球団史上初の2年連続制覇  ロサンゼルス・ドジャースは、2025年MLBワールドシリ…
  3. 【先人の教えを格言で解説!】 (犬丸正寛=株式評論家・平成28年:2016年)没・享年72歳。生前に…
2025年12月
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
293031  

ピックアップ記事

  1. ■売り方手仕舞いで需給改善が後押し  師走相場では、リスクの大きい銘柄であっても、逆日歩のつく信用…
  2. ■師走相場は最終レースさながら、勝ち負け分ける「掉尾の一振」に熱視線  師走である。礼節一点張りの…
  3. ■金利環境改善が銀行株に追い風、逆張りの買いも有力視  今週の当コラムは、銀行株に注目することにし…
  4. ■「トリプル安」も怖くない!?逆張りのバリュー株ローテーションからは銀行株になお上値余地  「神風…
  5. ■気温急低下がシーズンストック相場発進を後押し  今週のコラムでは、バリュー株選好の別の買い切り口…
  6. ■「押し」のAI株より「引き」のバリュー株選好で厳冬関連株の先取り買いも一考余地  「押してだめな…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る