【株式市場】米国株の最高値など好感され日経平均は400円高となり26年ぶりの水準を回復

◆日経平均の前引けは2万3368円16銭(454円34銭高)、TOPIXは1843.31ポイント(25.71ポイント高)、出来高概算(東証1部)10億8327万株

チャート1 9日(木)前場の東京株式市場は、NYダウやS&P500などの最高値更新などが好感された上、取引開始後ほどなく株価指数の先物に大口の買いが入ったと伝えられ、日経平均は取引開始から30分ほどで上げ幅を200円台に拡大した。やや遅行する感触で野村ホールディングス<8604>(東1)などの証券株が上値を追い始め、日経平均は先物主導で前引け間際に468円33銭高(2万3382円15銭)まで上げた。前引けも454円34銭高となり、2万3000円台は1992年1月以来、約26年ぶりの水準を回復した。東証2部指数、マザーズ指数、日経JASDAQ平均も高い。

 第2四半期決算が好調だったミネベアミツミ<6479>(東1)ミクシィ<2121>(東マ)などが上げ、同じくエン・ジャパン<4849>(JQS)はストップ高。

 東証1部の出来高概算は10億8327万株、売買代金は1兆8728億円。1部上場2034銘柄のうち、値上がり銘柄数は1466銘柄、値下がり銘柄数は490銘柄。

 また、東証33業種別指数は31業種が値上がりし、値上がり率上位の業種は、証券・商品先物、不動産、その他金融、鉄鋼、精密機器、保険、建設、電気機器、などとなった。(HC)

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