やまびこが急伸13%高、北米など好調で業績・配当予想を増額

株式市場 銘柄

■ロシア市場が持ち直したことも寄与

 やまびこ<6250>(東1)は13日、出直りを強めて始まり、取引開始後に13%高の1732円(196円高)まで急伸。東証1部銘柄の値上がり率5位前後に進んで出来高も増加している。

 芝刈り機や噴霧器、発電機、チェーンソーなど、屋外作業機械の専業大手で、10日の取引終了後に第2四半期の連結決算(2017年4~9月累計)と業績・配当予想の増額修正を発表し、注目が再燃している。

 今期・2017年12月期は決算期変更(3月から12月に変更)の経過期間となり9ヵ月決算。北米市場でチェーンソーや発電機が好調に推移し、欧州ではロシア市場が持ち直したことなどを受け、通期の連結売上高を従来予想の1000億円を1020億円に引き上げ、営業利益は同じく60億円を63億円に、純利益は同44億円を51億円に引き上げた。増額後の予想1株利益は123円43銭。また、期末配当の見通しは従来の30円を35円に引き上げ、前期実績日では10円の増配とした。(HC)

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■グローバルモデルに匹敵する日本語対応の高性能生成AIを4月から順次提供  ELYZAとKDDI<…
  2. ■優勝への軌跡と名将の言葉  学研ホールディングス<9470>(東証プライム)は3月14日、阪神タ…
  3. ■新たな映画プロジェクトを発表  任天堂は3月10日、イルミネーション(本社:米国カリフォルニア州…
2024年4月
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
2930  

ピックアップ記事

  1. ■海運株と防衛関連株、原油価格の動向に注目集まる  地政学リスクによる市場の不安定さが増す中、安全…
  2. ■中東緊張と市場動向:投資家の選択は?  「遠い戦争は買い」とするのが、投資セオリーとされてきた。…
  3. ■節約志向が市場を動かす?  日本の消費者は、節約志向と低価格志向を持続しており、これが市場に影響…
  4. ■投資家の心理を揺さぶる相場の波  日米の高速エレベーター相場は、日替わりで上り下りと忙しい。とく…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る