日清食品ホールディングスが上場来の高値、第2四半期好調で見直し再燃

株式市場 銘柄

■営業利益は前年同期比31%増加

 日清食品ホールディングス<2897>(東1)は13日、もみ合いを抜け出すように始まり、取引開始後に4%高の7570円(320円高)まで上げて上場来の高値を更新した。10日の取引終了後に第2四半期の連結決算(2017年4~9月累計)を発表し、営業利益が前年同期比31%増加して153.4億円となったことなどが好感されている。

 3月通期の見通しは増額せず、従来予想を据え置き、営業利益は前期比19%増の340億円、純利益は同4%増の245億円、1株利益は235円37銭。第2四半期までの好調を受け、業績動向が改めて見直された。この業績達成に向けて現実味が増したとの見方が出ている。(HC)

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