メディカル・データ・ビジョンの第2四半期は大幅増収、営業・経常利益も大幅増益

■7月1日には高保湿プレミアムスキンケアシリーズである「KISOU」を上市

 メディカル・データ・ビジョン<3902>(東1)は13日引け後、今期第3四半期連結業績を発表した。

 同社は、医療機関、製薬向けに医療・医薬品データのネットワーク化と利活用の両サービスを提供している。

 医療機関向けのDPC(診断群分類包括評価)分析ベンチマークシステム「EVE」の導入数が799病院、病院向け経営支援システム「Medical Code」の導入数は246病院となった。また、「CADA-BOX」の導入数が3病院。

 データ利活用サービスでは、EBM(Evidence based medicine:根拠に基づいた医療)分野で、主として製薬会社向けに、同社が保有する大規模診療データベースを用いた調査・分析サービスが好調で、前年同四半期比で2億38百万円増(34.3%増)となった。大規模診療データベースは、9月末現在で、実患者数が全日本国民の7人に1人に相当する1,979万人となっている。

 1月には、歯科分野における医療の質向上を目的とした医師向け会員型サービスを行っているDoctorbookの全株式を取得した。歯科分野から市場の大きい医科分野へ展開できる基盤を有するとともに、Doctorbookの持つ優れた動画制作能力により、既存事業の営業手法の変革を進めている。

 2月には、同社が保有する大規模診療データベースから、本質的な生活者ニーズを読み取り、それに即したOTC医薬品・H&BC製品を製造販売することを目的とし、MDVコンシューマー・ヘルスケアを設立した。

 7月1日には女性が抱える乾燥性敏感肌に着目し開発した、高保湿プレミアムスキンケアシリーズである「KISOU」を上市した。

 6月には、コスメックスの全株式を取得した。

 その結果、第3四半期連結業績は、売上高21億09百万円(前年同期比21.8%増)、営業利益1億71百万円(同38.6%増)、経常利益1億68百万円(同37.9%増)、純利益75百万円(同0.2%減)と大幅増収、営業・経常利益も大幅増益となった。

 通期連結業績予想は、当初予想を据え置いている。

 ちなみに、17年12月期連結業績予想は、売上高36億円(前期比36.8%増)、営業利益5億42百万円(同25.9%増)、経常利益5億40百万円(同29.9%増)、純利益3億11百万円(同74.9%増)と最高益更新を見込む。

 第3四半期の進捗率を前年同四半期と比較すると、売上高58.58%(前年同期65.80%)、営業利益31.55%(同28.60%)、経常利益31.11%(同29.39%)、純利益24.11%(同42.13%)となっていることから、ほぼ計画通りと思われる。

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