ソースネクストが後場一段高、50言語対応の通訳デバイスなど材料豊富の見方

株式市場 銘柄

■新製品報道などに反応が大きく材料株好きの投資家に好評の様子

 ソースネクスト<4344>(東1)は17日の後場、一段高で始まり、13時過ぎに12%高の1025円(106円高)まで上げて2013年以来の4ケタ(1000円台)回復となった。13日付で、「50言語対応の通訳デバイス『POCKETALKTM(ポケトーク)』の米国・カナダにおける販売権獲得」と発表。このところの好調な株価推移に拍車がかかったとの見方が出ている。

 10月中旬までは小動きだったが、同月23日付の日経産業新聞が「小型の通訳機器発売、訪日客増追い風に」と伝えたことなどが言われて翌24日にストップ高の急伸となった。同25日には、米国で人気の子供・家族向けアプリ「Keepy」を運営するKeepy社との提携を発表。さらに、11月9日に四半期決算を発表すると、翌10日は再びストップ高。この辺から上げに弾みがついてきたとされている。発表材料に対する反応が大きいため需給は良好との見方があり、材料株好きの投資家にとっては注目度の高い銘柄のようだ。(HC)

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■環境要因は50%、漁獲圧は25%、状態空間モデルで初の定量評価  東京大学は11月1日、日本周辺…
  2. ■ドジャース、球団史上初の2年連続制覇  ロサンゼルス・ドジャースは、2025年MLBワールドシリ…
  3. 【先人の教えを格言で解説!】 (犬丸正寛=株式評論家・平成28年:2016年)没・享年72歳。生前に…
2025年12月
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
293031  

ピックアップ記事

  1. ■売り方手仕舞いで需給改善が後押し  師走相場では、リスクの大きい銘柄であっても、逆日歩のつく信用…
  2. ■師走相場は最終レースさながら、勝ち負け分ける「掉尾の一振」に熱視線  師走である。礼節一点張りの…
  3. ■金利環境改善が銀行株に追い風、逆張りの買いも有力視  今週の当コラムは、銀行株に注目することにし…
  4. ■「トリプル安」も怖くない!?逆張りのバリュー株ローテーションからは銀行株になお上値余地  「神風…
  5. ■気温急低下がシーズンストック相場発進を後押し  今週のコラムでは、バリュー株選好の別の買い切り口…
  6. ■「押し」のAI株より「引き」のバリュー株選好で厳冬関連株の先取り買いも一考余地  「押してだめな…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る