第一工業製薬が今世紀の高値に迫る、業績の好調だった銘柄を改めてピックアップ

株式市場 銘柄

■上期大幅に伸長した難燃剤などを11月28日からドイツの国際展で一層アピール

 第一工業製薬<4461>(東1)は20日、大きく出直って始まり、取引開始後に13%高の880円(41円高)まで上げて11月2日につけた2000年以降の高値898円に迫っている。四半期決算発表シーズンが前週で峠を越え、業績の好調だった銘柄を改めてピックアップする動きが波及したとの見方が出ている。

 第2四半期の連結営業利益(2017年4~9月累計)は前年同期比46%増加して23.6億円となり、通期予想40億円の6割近くを占めた。難燃剤や土木用と製品が大幅に伸長。11月28日~29日にドイツのケルンで開催される国際展「POLYMER FOAM 2017」に出展し、欧州市場向けに、発泡スチロール用の難燃剤をはじめ、さまざまなプラスチック用の難燃剤を展示する。(HC)

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