ヘリオスが逆行高、「iPS細胞からミニ肝臓を大量製造」が注目される

株式市場 銘柄

■横浜市立大学との共同研究成果が科学誌に掲載されたと発表

 創薬ベンチャーのヘリオス<4593>(東マ)は6日、1574円(82円高)まで上げて戻り高値に進み、後場も14時を過ぎて1500円台で推移。東証マザーズ指数などが下げに転じた中で逆行高となっている。同日付で「横浜市立大学によるヒトiPS細胞からのミニ肝臓の大量製造に関する論文発表について」を発表し注目が集まった。

 同社は、横浜市立大学・学術院医学群の臓器再生医学、谷口英樹教授、武部貴則准教授らと共同研究を進めており、このほど、iPS細胞からヒトのミニ肝臓を超大量製造する手法に関する研究成果が、科学誌CellReportsに掲載された。

 午後の株式市場では、円高進行などを受けてTOPIX(東証株価指数)や日経平均などが一段安。東証マザーズ指数も軟調に転換している。こうした局面ではバイオ材料株が動意を強めるケースが少なくないため、推移が注目されている。(HC)

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■地域と共に築いた「鮪解体ショー」で世界一の舞台へ  銚子丸<3075>(東証スタンダード)は、同…
  2. ■速乾・吸水機能を備えたブラ&ショーツ、11月7日から応援購入受付  グンゼ<3002>(東証プラ…
  3. 日産自動車 日産 NISSAN
    ■経営再建計画の一環として保有資産を最適化、20年間の賃貸借契約で本社機能維持  日産自動車<72…
2025年12月
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
293031  

ピックアップ記事

  1. ■眠れる6900トンの金が動き出す、「都市鉱山」開発でリデュース株に追い風  今週の当コラムは、金…
  2. ■天下分け目の12月10日、FRB利下げで年末相場は天国か地獄か?  天下分け目の12月10日であ…
  3. ■売り方手仕舞いで需給改善が後押し  師走相場では、リスクの大きい銘柄であっても、逆日歩のつく信用…
  4. ■師走相場は最終レースさながら、勝ち負け分ける「掉尾の一振」に熱視線  師走である。礼節一点張りの…
  5. ■金利環境改善が銀行株に追い風、逆張りの買いも有力視  今週の当コラムは、銀行株に注目することにし…
  6. ■「トリプル安」も怖くない!?逆張りのバリュー株ローテーションからは銀行株になお上値余地  「神風…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る