【株式市場】海外市場から円高が一服し日経平均は一時297円高まで急反発

株式

◆日経平均の前引けは2万2457円74銭(280円70銭高)、TOPIXは1785.26ポイント(19.84ポイント高)、出来高概算(東証1部)は6億8904万株

チャート13 7日(木)前場の東京株式市場は、6日に進んだ円高が海外市場から一服し、株価指数の先物が先行高。トヨタ自動車<7203>(東1)などが反発し、日経平均は140円高で始まった後も上値を追い、10時にかけて297円76銭高(2万2474円80銭)まで上げた。ただ、米トランプ大統領の方針を受けてパレスチナ情勢に対する不透明感が拭えないとの見方があり、日経平均はその後一進一退。前引けは280円70銭高(2万2457円74銭)となった。東証2部指数、マザーズ指数、日経JASDAQ平均も高い。

 米NASDAQ指数の反発を受けてディスコ<6146>(東1)などの半導体関連株が上げ、アイビーシー<3920>(東1)はIoTデバイスのセキュリティー対策が材料視されて2日連続ストップ高。手間いらず(旧・比較.com)<2477>(東マ)クラスターテクノロジー<4240>(JQS)は好業績相場が再燃とされて急伸。

 東証1部の出来高概算は6億8904万株、売買代金は1兆2069億円。1部上場2045銘柄のうち、値上がり銘柄数は1794銘柄、値下がり銘柄数は197銘柄。

 また、東証33業種別指数で値上がりした業種は31業種となり、値上がり率上位の業種は、倉庫・運輸、その他製品、建設、陸運、金属製品、などとなった。(HC)

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■更新前のスーパーコンピュータの約4倍の計算能力  富士通<6702>(東証プライム)は2月21日…
  2. ■両社の資源を有効活用しSDGsに貢献  伊藤忠商事<8001>(東証プライム)グループのファミリ…
  3. ■純正ミラーと一体化し、左後方の視界を広げる  カーメイト<7297>(東証スタンダード)は、純正…
2024年3月
 123
45678910
11121314151617
18192021222324
25262728293031

ピックアップ記事

  1. ■投資と貯蓄の狭間で・・・  岸田内閣の「資産所得倍増プラン」は、「貯蓄から投資へ」の流れを目指し…
  2. ■「ノルム(社会規範)」解凍の序章か?植田新総裁の金融政策正常化  日本銀行の黒田東彦前総裁が、手…
  3. ■「日経半導体株指数」スタート  3月25日から「日経半導体株指数」の集計・公表がスタートする。東…
  4. ■投資家注目の適正株価発見ツール  日銀の価格発見機能が不全になる可能性がある中、自己株式取得が新…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る