綿半ホールディングスの11月既存店は売上・客単価とも好調に推移

■「綿半Jマート久米川店」は都市型の小型スーパーセンターに

 綿半ホールディングス<3199>(東1)は8日、11月の月次売上状況(スーパーセンター事業17年11月度の速報値)を発表し、全店売上高は前年同月比125.8%で2015年4月から連続のプラスを維持している。昨年11月に子会社化した「綿半Jマート」が寄与し順調に推移している。特に「綿半Jマート久米川店」は、食品とガーデニングを強化した都市型の小型スーパーセンター「綿半スーパーセンター東村山店」に生まれ変わり、大幅に伸長した。

 一方、11月の既存店は、月前半は例年に比べ気温が高く冬物商材の動き出しが遅れたが、EDLP戦略が定着し、食品や日用品などの生活必需品が堅調に推移した。また、ミックスマッチ(複数販売による割引)やプライベートブランド商品の大幅な伸長により、売上高が102.1%、客単価が102.2%と前年を上回り、好調に推移している。

 なお、利益還元として、11月29日から綿半ホームエイド・綿半Jマート全店では、日用品・食品など700~800品を対象に、現在の「毎日チラシ価格」よりさらに約5~10%値下げし、販売を開始している。

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■更新前のスーパーコンピュータの約4倍の計算能力  富士通<6702>(東証プライム)は2月21日…
  2. ■両社の資源を有効活用しSDGsに貢献  伊藤忠商事<8001>(東証プライム)グループのファミリ…
  3. ■純正ミラーと一体化し、左後方の視界を広げる  カーメイト<7297>(東証スタンダード)は、純正…
2024年3月
 123
45678910
11121314151617
18192021222324
25262728293031

ピックアップ記事

  1. ■投資と貯蓄の狭間で・・・  岸田内閣の「資産所得倍増プラン」は、「貯蓄から投資へ」の流れを目指し…
  2. ■「ノルム(社会規範)」解凍の序章か?植田新総裁の金融政策正常化  日本銀行の黒田東彦前総裁が、手…
  3. ■「日経半導体株指数」スタート  3月25日から「日経半導体株指数」の集計・公表がスタートする。東…
  4. ■投資家注目の適正株価発見ツール  日銀の価格発見機能が不全になる可能性がある中、自己株式取得が新…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る