カナモトの17年10月期連結業績は、公共投資は底堅く、民間建設投資も持ち直すなど総じて堅調であったこともあり最高益更新で着地

■今期18年10月期連結業績予想も事業環境良好で、2期連続の最高益更新を見込む

 建機レンタルで首位のカナモト<9678>(東1)の17年10月期連結業績は、公共投資は底堅く、民間建設投資も持ち直すなど総じて堅調であったこともあり最高益更新で着地した。

 このような状況のなか、同社グループでは、都市圏深耕による体制強化やレンタル用資産の最適な再配置と更なる稼働率向上等々の施策推進に努めた。

 その結果、17年10月期連結業績は、売上高1584億28百万円(前期比9.4%増)、営業利益166億65百万円(同10.1%増)、経常利益171億93百万円(同19.4%増)、純利益107億44百万円(同32.7%増)と増収増益で、最高益更新となった。

 好業績だったことから、配当は、年間50円と5円の増配であった。

 今期18年10月期連結業績予想については、公共投資、民間設備投資共に引き続き堅調に推移することが予想されることから、2期連続の最高益更新を見込む。

 ちなみに、18年10月期連結業績予想は、売上高1618億70百万円(前期比2.2%増)、営業利益173億30百万円(同4.0%増)、経常利益174億20百万円(同1.3%増)、純利益109億円(同1.4%増)と増収増益を見込む。

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