Hameeの第2四半期は売上総利益率が2.9ポイント改善

■コマース事業のセグメント利益が7億66百万円(前年同期比46.4%増)と大幅増益

 Hamee<3134>(東1)の今期18年4月期第2四半期は、売上総利益率が2.9ポイント改善したこともあり、2ケタ増収大幅増益となった。

 同社は、スマホ・タブレット向けのアクセサリーを販売するコマース事業を主力として、EC自動化プラットフォーム「ネクストエンジン」によるクラウド型EC事業者支援のプラットフォーム事業も展開している。また17年9月にはクマ型メッセージロボット「HAMIC Bear(はみっく ベア)を発表した。IoT分野に進出し、プラットフォーム事業との新たな相乗効果を創出する方針。

 大幅増益となった要因の一つとしては、コマース事業のセグメント利益が7億66百万円(前年同期比46.4%増)と大幅増益となったことが挙げられる。
 また、もう一方のプラットフォーム事業のセグメント利益は2億06百万円(同10.5%増)であった。

 その結果、第2四半期連結業績は、売上高42億10百万円(同17.6%増)、営業利益5億50百万円(同42.0%増)、経常利益4億70百万円(同32.1%増)、純利益3億10百万円(同30.7%増)であった。

 第2四半期業績は概ね当初予想通りであったことから、当初予想を据え置いている。

 ちなみに、今通期連結業績予想は、売上高93億20百万円(前期比9.6%増)、営業利益11億61百万円(同5.0%増)、経常利益11億57百万円(同10.4%増)、純利益7億55百万円(同8.5%増)と最高益更新を見込む。

 進捗率を前年同期と比較すると、売上高45.17%(前年同期42.12%)、営業利益47.37%(同34.99%)、経常利益40.62%(同33.97%)、純利益41.06%(同34.1%)となっていることから、上振れも期待出来そうである。

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■GHG排出量削減に貢献  東洋製罐グループホールディングス<5901>(東証プライム)グループの…
  2. ■海外展開を加速  トリドールホールディングス<3397>(東証プライム)は3月25日、カナダ・バ…
  3. ■モビリティカンパニーへの変革を加速  トヨタ自動車<7203>(東証プライム)は3月22日、20…
2024年5月
 12345
6789101112
13141516171819
20212223242526
2728293031  

ピックアップ記事

  1. ■アップトレンドを迎える業界のダークホースたち  今週の当コラムは、全面業績相場のなかややディフェ…
  2. ■自分流の業績相場にダークホース?!上方修正実績のある舶用機器関連株の決算発表からマーク  「ゴー…
  3. ■4月雇用は予想を下回り、長期金利低下しNY株価は上昇  米国労働省が発表した4月雇用統計だが、景…
  4. ■藤田観光など上方修正済み銘柄が狙い目、決算発表前に高値予約しておくのも有効  大型連休の好調な需…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る