チノーが3年ぶりの高値、EV関連の好業績株でトヨタの方針を好感

株式市場 銘柄

■今期の連結営業利益は38%の増加を見込む

 チノー<6850>(東1)は19日、大幅続伸の始まりとなり、取引開始後に6%高の1775円(102円高)をつけて2014年以来の高値に進んだ。放射温度計や熱画像計測装置などを手がけ、EV(電気自動車)用の制御機器などに関連するため、トヨタ自動車<7203>(東1)が全車種に電気自動車やハイブリッド、プラグインハイブリッドなどの電動タイプを設けると発表したことを受けて期待が強まっている。

 業績は拡大傾向が続いており、今期・2018年3月期の連結業績見通しは営業利益を前期比38%の増加、純利益を34%の増加、1株利益を58円39銭と想定。銘柄イメージは地味だが好業績株として見直す余地が大きいようだ。(HC)

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