ファステップスは仮想通貨マイニングに期待強くストップ高のあと大活況

株式市場 銘柄

■技術検証の結果、収益性やスケールアップが可能との結論に

 ファステップス<2338>(東2)は19日、朝方に一時ストップ高の966円(150円高)まで上げ、後場は13時30分を過ぎて20円高前後で推移しながら売買活況。東証2部銘柄の売買代金ランキング2位となっている。18日付で、子会社である株式会社ビットワンが仮想通貨の採掘(マイニング)事業を開始すると発表し、期待が集まった。

 同社は8月30日で「子会社ビットワンにおける採掘(マイニング)技術検証に関するお知らせ」を発表。12月18日付で、「技術検証の結果、一定の収益性を確保できること及びそのスケールアップが可能であるという結論を得られたことからマイニング事業を開始することを本日開催のビットワンの取締役会にて決議した」と発表した。

 株価は7月に第1四半期決算を発表した後に動意を強め、7月下旬に2008年以来の高値990円をつけた。その後、もみ合いの下値を次第にセリ上げながら、この12月14日には989円まで再騰。この勢いがさらに強まるかどうか注目されている。(HC)

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