【株式市場】過熱感が言われ日経平均は連騰一服だがJPX日経400高く材料株も強い

株式市場 銘柄

◆日経平均の終値は1万8815円16銭(11円72銭安)、TOPIXは1526.83ポイント(1.86ポイント安)、出来高概算(東証1部)は23億1592万株

チャート11 3日後場の東京株式市場は、為替市場でやや円高気味になったためか、日経平均が2000年以来の高値水準で朝方に10日続けて日々の取引時間中の高値を更新したことに過熱感が言われ、トヨタ自動車<7203>(東1)が14時頃まで軟調になるなど模様ながめムードがあり、後場の日経平均はダレ模様のまま終値も軟調で4日ぶりの反落となりました。日経JQSDAQ平均は10日ぶりに反落しましたが、JPX日経400は堅調で4日続伸となりました。

 中で、決算が好調だったピジョン<7956>(東1)は高値を更新したまま後場も高く、小野薬品工業<4528>(東1)はクレディスイス証券の投資判断が言われて急伸したまま推移し、資本支援を陽性するとの報道が出たシャープ<6753>(東1)は朝方の下げを大活況となって7割がた回復。フィックスターズ<3687>(東マ)は先の第1四半期決算の進ちょく度が高かったことなどが言われて出直りを強めました。一方、昨日までの3日連続ストップ高の大塚家具<8186>(JQS)は朝方に大幅続伸となりましたが、後場はスルスル値を消して5日ぶりに反落しました。

 東証1部の出来高概算は23億1592万株(前引けは12億3820万株)、売買代金は2兆4180億円(同1兆2251億円)。1部上場1860銘柄のうち、値上がり銘柄数は672(同577)銘柄、値下がり銘柄数は1058(同1130)銘柄。

 また、東証33業種別指数のうち値上がりした業種は17業種(前引けは10業種)となり、値上がり率上位の業種は、医薬品、食料品、その他製品、保険、水産・農林、パルプ・紙、ゴム製品、輸送機器、などとなりました。

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