上場2日目のプレミアグループは税前利益49%増など注目されて上値を追う

株式市場 IPO 鐘

■比較的重量級とされ見通し分かれたが初日高値引けとなり懸念後退

 上場2日目のプレミアグループ<7199>(東2・売買単位100株)は22日の後場一段高となり、13時30分にかけて2470円(155円高)と上値を追っている。自動車販売にかかわるオートクレジットなどのファイナンス事業や整備・板金サービスを展開し、今期・2018年3月期の業績見通し(連結)を前年同期比で税引前利益49.4%増の19億3764億円とするなど、大幅増益の見込み。

 上場初日は公開価格2320円を4%下回る2220円で初値がついたが、大引けは2315円と高値引けになった。公開価格での時価総額が140億円規模になり、このところの新規上場銘柄の中では比較的重量級であることなどが言われたが、大引けにかけて強かったため懸念は後退したようだ。今3月期の連結純利益の見通しは同14.1%増の12億8174億円、1株利益は213円03銭。配当額は未定だが、連結配当性向40%程度を目安として決定する予定としている。(HC)

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