富士ソフトサービスビューロが連日ストップ高、引き続き株式3分割など好感

銘柄 上がる 上昇 高い ストップ高

■分割は18年1月末の株主が対象でスピード感も注目される

 富士ソフトサービスビューロ<6188>(JQS)は29日も急伸し、朝方に2日連続ストップ高の2154円(400円高)で売買されたままストップ高買い気配となっている。27日の取引終了後に株式分割を発表。引き続き好感買いが衰えないようだ。

 2018年1月31日現在の株主の所有する普通株式を1株につき3株の割合をもって分割すると発表した。実施日がほぼ1ヵ月後のため、株価材料としてのスピード感も好感されている。

 コールセンターサービスやBPOサービスなどを展開し、日本年金機構や国税関連機関などからの受託では高いシェアを誇る。日本年金機構では全国拠点の統合などによる効率化を進めており、拠点ごとの業務規模が次第に大規模化しているため、受注するには同社のような実績の豊富な大手事業者が有利になる傾向があるようだ。(HC)

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